Agile Cat — in the cloud

March 31, 2010

Microsoft コンテナ DC 第4世代 ITPAC を Silverlight で!

Filed under: Data Center Trends,UX — Agile Cat @ 5:01 pm
Tags: , , ,

Microsoft’s Data Center ITPAC
March 22, 2010 / Views: 8,076 / Time: 3:07
http://www.microsoft.com/showcase/en/us/details/84f44749-1343-4467-8012-9c70ef77981c

たまたま、何かの拍子にたどりついたコンテントですが、これは ITPAC の考え方と構造などが一目でわかるスグレモノということで、ご紹介します。

IT-PACK-1

それと、こういうのを見てしまうと、Silverlight ってイイなぁと、思わずうなってしまいます。とにかく カッコイイです! 以下の写真をクリックして画像を拡大できますが、それよりも、上記の URL からナマの Silverlight を、ぜひ フル画面で ど~ぞ。 刻一刻と変化する外気温などをメーターで表示しながら、ITPAC 内の空気の流れを見事に表現しています。

This video shares Microsoft’s data center evolution (previously called the “Generation 4 vision”). Our move is towards the pre-manufacturing every part of the data center: the IT, mechanical and electrical components as part of Pre-Assembled Components that we call an “ITPAC.” By eliminating over-provisioning and maximizing productivity on an ongoing basis these data centers can be flexible and environmentally sustainable to meet customer and business demands.

IT-PACK-2

ところで、第4世代といわれても、ちょっと解りにくいですが、Ray Ozzie が Gartner のインタビューでくわしく説明していますので、そのパートをご紹介します。まず、「データセンターの進化という観点で、データセンター・レベルの先進的なテクノロジーの進化を、人々が本当の意味で理解するとは思いません」 と断りを入れた上で、以下のように話しています。TechDays で配布された冊子と同じものですが、まだという方にはお薦めですので、ぜひ ご覧ください。

< Ray Ozzie の Gartner インタビューより >

第 1世代のデータセンターでは、ネジ回しを取り出して、CD からブートしたでしょう。マシンをラックにインストールして、 OS を規定して、ネットワークを構成するなどしたでしょう。 私が 4年前に Microsoft に入社した時、それが実情であり、大半の場所でも同様だったと思います。 それは、ハードウェアのレベルに留まり、ソフトウェアのレベルに触れることはありませんでした。

第 2世代のデータセンターでは、ラック・レベルのディプロイメントと呼ばれるものです。100 台くらいまでのマシンと、いくつかのラックが購入されたことでしょう。 サードパーティーが前もって作成した製品を、購入したはずです。 そして、一度にデータセンターに持ち込んで、コンフィグレーションしたでしょう。 それは、自身で構築したものでもなく、また、組み立てたものでもありませんでした。

第 3世代は、現時点でディプロイされているものであり、コンテナ・レベルのモジュール性に至るものです。簡単な建物を作り、その中にコンテナを配置します。 第 1/第 2/第 3世代のデータセンターで要求されたのは、必要とされる不動産と電力における許容力を、決定することでした。 そして、停電に備えて、外部に巨大な発電機を用意します。 すべてのラックを搬入する先として、巨大な建物を作り、そこがいっぱいになるまで満たしていきます。 しかし、そのためには少しの時間が必要です。 そのため、空の建物と巨大な発電機を設定した後で、その空間を埋めていくことになります。 第 3世代のデータセンターは建物を持ちますが、現時点では 2000 台ほどのコンピュータを取り込み、壁のように配置されたラックは存在しません。

そして、私たちが現時点で試みているのが第 4世代であり、1~2年の間に、そのレベルに移行すると言えるようになるでしょう。そこには、必要とされるにマシンと、補助電源、冷却装置がモジュールとして取り込まれます。 この世代は、コンピュータの作成レベルからの、すべてのサプライチェーンを含み、数週間の準備期間で最適化できるようにトライしています。

ーーーーー

それと、クラウド時代のユーザー・エクスペリエンスを紹介するカテゴリとして、「 UX 」 を作りました。 まだ ポストは少ないですが、これからプッシュしていきたいと思っています。 なにか、お薦めの情報がありましたら、教えてくださ~い! ーーー A.C.
http://agilecat.wordpress.com/category/ux/

Google Chrome での Flash サポート: Chromium Blog でのリリース:対訳

Filed under: Google,UX — Agile Cat @ 1:18 pm
Tags: , , , , ,

Bringing improved support for Adobe Flash Player to Google Chrome
Tuesday, March 30, 2010
http://blog.chromium.org/2010/03/bringing-improved-support-for-adobe.html

image

Adobe Flash Player is the most widely used web browser plug-in. It enables a wide range of applications and content on the Internet, from games, to video, to enterprise apps.

Adobe Flash Player は、最も広く利用されている Web ブラウザ・プラグインだ。ビデオからゲームやエンタープライズ・アプリケーションにいたるまで、Internet 上の広範囲におよぶアプリケーションとコンテントに対応している。

The traditional browser plug-in model has enabled tremendous innovation on the web, but it also presents challenges for both plug-ins and browsers. The browser plug-in interface is loosely specified, limited in capability and varies across browsers and operating systems. This can lead to incompatibilities, reduction in performance and some security headaches.

従来からのブラウザ・プラグイン・モデルは、Web で驚異的な革新を実現しているが、プラグインとブラウザにおける課題も示している。 ブラウザ・プラグインのインターフェイスは、疎結合であり、能力は限定され、各種のブラウザとオペレーティング・システムに特化される。 そのため、互換性の課題や、パフォーマンスの低減、そしてセキュリティの確保といった、頭の痛い問題を抱えている。

That’s why we are working with Adobe, Mozilla and the broader community to help define the next generation browser plug-in API. This new API aims to address the shortcomings of the current browser plug-in model. There is much to do and we’re eager to get started.

私たちが、Adobe や Mozilla、そして、広範囲におよぶコミュニティと協調していくのは、次世代のブラウザ・プラグイン API を定義していくという理由による。 この新しい API では、現時点におけるブラウザ・プラグイン・モデルの欠点に対処していく。行うべきことが多々あるが、それがスタートすることを熱望している。

As a first step, we’ve begun collaborating with Adobe to improve the Flash Player experience in Google Chrome. Today, we’re making available an initial integration of Flash Player with Chrome in the developer channel. We plan to bring this functionality to all Chrome users as quickly as we can.

最初のステップとして、Google Chrome の Flash Player エクスペリエンスを改善するために、Adobe との協力を開始した。 そして今日、デベロッパー・チャネルで、Chrome とFlash Player の最初のインテグレーションを提供することになった。 可能な限り早期に、すべての Chrome ユーザーに対して、この機能を提供するためのプランを進行している。

We believe this initiative will help our users in the following ways:

このイニシアティブが、以下のような方法により、私たちのユーザーを支援していくと信じる:

  • When users download Chrome, they will also receive the latest version of Adobe Flash Player. There will be no need to install Flash Player separately.
  • Users will automatically receive updates related to Flash Player using Google Chrome’s auto-update mechanism. This eliminates the need to manually download separate updates and reduces the security risk of using outdated versions.
  • With Adobe’s help, we plan to further protect users by extending Chrome’s “sandbox” to web pages with Flash content.
  • ユーザーが Chrome をダウンロードするときには、Adobe Flash Player の最新バージョンも手にすることになる。 そのため、Flash Player を別にインストールする必要は無くなる。
  • Google Chrome の auto-update メカニズムを用いて、Flash Player に関連するアップデートを自動的に受け取る。 そのため、マニュアルによるアップデートの手間が省け、また、古いバージョンによるセキュリティ・リスクを回避できる。
  • Adobe との協力により、Flash コンテンツを利用する Web ページにおける、Chrome の サンドボックスを拡張することで、ユーザーの保護を推進していく。

Improving the traditional browser plug-in model will make it possible for plug-ins to be just as fast, stable, and secure as the browser’s HTML and JavaScript engines. Over time this will enable HTML, Flash, and other plug-ins to be used together more seamlessly in rendering and scripting.

従来からのブラウザ・プラグイン・モデルを改善することにより、その速度と安定性を高め、また、ブラウザの HTML と JavaScript エンジンと同じレベルでのセキュリティを実現する。 それにより、長い時間が必要になると思われるが、レンダリングとスクリプティングにおいて、HTML と Flash、そして他のプラグインとのシームレスな連携が実現されていく。

These improvements will encourage innovation in both the HTML and plug-in landscapes, improving the web experience for users and developers alike. To read more about this effort, you can read this post on the Flash Player blog.

こうした改良により、HTML とプラグインの双方において幅広く革新が奨励され、ユーザーとデベロッパーのための Web エクスペリエンスも改善されていくだろう。さらに、一連の内容を確認するために、このポストを、Flash Player ブログでも読むことができる。

Developers can download the Chrome developer channel version with Flash built in here. To enable the built-in version of Flash, run Chrome with the –enable-internal-flash command line flag.

デベロッパーは、Chrome developer channel version with Flash ビルトインを、ココからダウンロードできる。 Flash のビルトイン・バージョンを実行するためには、enable-internal-flash コマンドライン・フラグを ON にして、Chrome を起動してほしい。

Posted by Linus Upson, VP, Engineering

<関連>
Google Chrome OS press conference : Part_1
Google Chrome OS press conference : Part_2
Chrome + 11種類の拡張機能
1GB USB に収まる ダイエット Chrome は いかが?
Google Lab. の Image Swirl が カッコイイ!
Google の Insights for Search ってオモシロイ
Google Voice に出し抜かれた Apple ?

March 30, 2010

中国の DNS 問題について、発見者である チリの NIC が ステートメントをリリース!

Filed under: Google,Miscs,Twitter — Agile Cat @ 7:00 am
Tags: , , , , ,

Chile NIC explains Great Firewall incident
by Robert McMillan, Security Blanket
Fri, 2010-03-26 23:33
http://blogs.csoonline.com/1179/chile_nic_explains_great_firewall_incident

Chile NIC がリリースした詳細なステートメントには、今週(3/21の週)の初めに Chile 国内のネットワークが中国の DNS へ向けてクエリーを発行したときに起こったこと、そして、Great Firewall of China のせいで、信頼できない結果が戻されたことが説明されている。

いったい何が起こったのかという問題に関して、まだ、正確に解明されていない数多くの疑問が残されているが、これを見れば推測していくことができる。 継続して、Global Crossing にコメントを求めているが、その回答は得られていない。

このステートメントはスペイン語でリリースされているが、Google Translation を介して英訳(正確とは言えないが)したものを以下に掲載する。 → というわけで、原文は付けません(A.C.)

NS ABNORMAL BEHAVIOR OF 24/03/2010

2010年3月24日水曜日に、VTR の DNS Manager である、 Mauricio Vergara が提供して情報に謝辞する。 Facebook.com や、Twitter.comm、Youtube.com などに影響を与えていた、中国国内に配置されたルートサーバー ”I” のひとつから、DNS のレスポンスに関する奇妙なデータが発見されたという情報が、Chili NIC により、DNS-OARC が運営するメーリングリストを介して公表された。


1.- この問題は継続するの?

Autonomica / Netnod (Swedish Organization, root-server operators ”I" ) からの情報によると、私たちが中国国内に有しているノードがシャットダウンされ、私たち自身も、その異様な振る舞いを確認した。

2.- どこの ISP が影響を受けたのか?

私たちが Chili 国内で確認したことは、インターナショナル・コネクションのプロバイダとして Global Crossing を使用している、VTR や Telmex といった ISP が影響を受けていることをであった。 California で運用している NIC Chile mpサーバーにおいても、同じことが確認された。ただし、どこのインターネット・プロバイダを介したトラフィックなのか、つまり Network Solutions なのか EQUINIX なのかは特定できなかった。

3.- 中国から世界へ広がるのは、なぜ?

このルートサーバーに対する参照は、世界中に展開される 13 のルートに対して行われ、 A-M のレターにより識別される。 ルートサーバー ”I” も同様であり、あらゆる大陸に配置された 40 台のサーバー群(cloud anycast)により構成されている。 そして、北京に配置されている closer(root Internet )というサーバーが、その他のルートサーバー "I" (US や EU に配置)のルートとなる。それらの anycast を制御するのは Autonomica / Netnod であり、その詳細は Chili からは分からない。

4.- 事故? それとも故意?

たとえば、Chili から中国のルートにアクセスすることは、普通のことである。 それはインターネットの仕組みであり、”close" と判断されるパスを seek することになる。 その一方で、両者間におけるフィルターの適用や情報の改編は、事故もしくは第三者の介入と判断される。 100% の確証があるわけではないが、今回の出来事が示すものは、コンテント・フィルターもしくはDNS変更が実施された結果となる。接続の中間におけるフィルターや変更は事故ではなく、第三者の介入がなければ成立しない。

5.- この問題に気づいたのは、いつ?

Wednesday, March 24 10:00 AM CDT ころに、Paul Jimenez (Engineer and IP services Monitoring VTR) から、Ereche Mauricio Vergara, DNS Manager への、不審な振る舞いに関する報告があった。それは、これまでの数日間において、前述の状況に陥っていることの報告だった。 この状況を VTR が最初に察知し、 Root-Server-I に関して、同じような状況になっていないかと、私たちに確認したことが重要だった。

そして、調査を開始したところ、中国にある Root Server "I”  に問題があることが判明した。そして、Mauricio Vergara がダイレクトに Autonomica / Netnod にコンタクトして、私が見つけた問題を報告した。同様に、Paul Jarvis からも報告が行われた。そして、 [1] DNS-OARC がホストする DNS について、[2]  NIC Chile に接続されているメンバーについて、私たちはメーリングリストを’介してコミュニケーションを開始した。 DNS-OARC の多な仕事は、こうした状況において、リサーチ・センターとして分析を行い、DNS の世界を管理することである。

[1] https://lists.dns-oarc.net/mailman/listinfo/dns-operations
[2]
http://www.dns-oarc.net

6 .- Chile から DNS-OARC への連絡についての、El Pais in Spain の報道内容は?

The newspaper El Pais in Spain では、どこで問題が確認されたのかという点について、いくつかの関連情報が提供されている。 この問題については、Chile と California での出来事が強調されているが、中国に置かれる何ものかによりトラフィックは影響され、また、インターネットに接続されている各国で起こり得る。また、明らかにしておくべきことは、たとえな GTD や、Entel、Telefónica では、その問題が確認されなかったことだ。

7.- Facebook と、YouTube、Twitter が標的にされたという根拠は?

DNS レベルの参照では、つねに問題が起きているわけではないが、奇妙な応答や混ぜものが見つかる。 これは、明らかに誤りである。

8.- この問題は、中国のファイアウォールのせい?

そのように確証しているし、すべての事象が、それを指し示している。

9.- Mauricio Vergara のメールは誰に?

前述のとおり、DNS-OARC が管理するリストに配信された。

10.- どんな問題が生じてくるのか?

この状況が続けば、間違いなく悪化していく。 DNS における改ざんされたデータや、修正・変更されたコンテンツは、インターネットにおける正常な機能に影響をおよぼす。 ただし、幸いなことに、この異常な振る舞いは継続されない。

11.- 海外に置かれたサーバー上での、問題の回避は?

今日においては、DNSSEC という DNS プロトコルに対するセキュリティ拡張が、ワールドワイド(Chili も)で実装されている。 そこでは、暗号アルゴリズムを用いて、オリジナルの DNS レスポンスを承認することで、返信されたコンテントとレスポンスが保護される。

View:
-
Http://www.nic.cl/anuncios/2010-01-12.html
- Http://www.root-dnssec.org

ーーーーー

DNS China

それにしても、この事件に関するマスコミの無関心ブリというか、それを装っているブリというか、いったい、どうしたことなんでしょうね? 現場の編集者や記者の方々が書きたいと思っても、おそらく、止められてしまうのでしょうね。

左のイメージは、30日の朝6:30ころに、google.co.jp ニュースで、「 DNS 中国 」  で検索した結果ですが、報道しているのは COMPUTERWORLD だけです。

中国語の報道はたくさんあるのに、日本語は、、、なぜ?、、、なんでしょうかね。 ーーー A.C.

ーーーーー

<関連>
スウェーデンのIXが中国のDNSルート・サーバを遮断
中国国内に配置される、DNS ルート・サーバーが閉鎖された?
中国政府を煽り続ける Google
Google の中国撤退声明文:対訳
” Google 対 中国 ” を検証する
プライバシーとは?(Google 対 China なんて問題外) by Nicholas Carr

March 29, 2010

Microsoft Online Data Center と、カバーされる国々

Filed under: Data Center Trends — Agile Cat @ 11:46 am
Tags: , , ,

Where in the world are Microsoft’s datacenters?
March 26th, 2010 @ 7:35 am
Posted by Mary Jo Foley
http://blogs.zdnet.com/microsoft/?p=5700&tag=col1;post-5700

ひさびさに、Mary Jo Foley さんの All About Microsoft からですが、Microsoft Financial Year 2010 のデータセンター構想についてレポートしてくれています。まず、図の左側から順にいきますが、北米は Virginia をメインに Washington のバックアップで、南米は2011にブラジルに新設、ヨーロッパは Dublin をメインに Amsterdam のバックアップ、アジアは Singapore をメインに Hong Kong のバックアップとのことです。

ms-datacenters

ちなみに、ヨーロッパからは、ギリシャやトルコを飛び越して、イスラエルもサポートされるようです。また、気になるアジアでは、シンガポール、日本、オーストラリア、ニュージランド、インドがサービスインしていますが、2010年中にはマレーシア、香港、台湾、韓国などがカバーされるようです。 ただし、中国本土は、まだリストに載っていません(どうなるのでしょう?)。くわしくは、左の地図をクリックしてご覧ください。

わざわざ、Microsoft Online と書いていますので、BPOS や Dynamic CRM などが対象であり、Windows Azure とは別物ということなのでしょう。 そういえば、北米の Chicago や San Antonio などが入っていませんものね。

 

March 28, 2010

メインのブラウザは IE8 + Chrome Frame です!

Filed under: Interoperability,SOHO with Cloud — Agile Cat @ 9:21 am
Tags: , , , , , ,

IE9 にも期待しています !

AC

多くのインターネット・ユーザーの方々と同様に、ずっと IE を使い続けてきた Agile_Cat ですが、昨年の秋あたりから、そのパターンが変化し始めてきました。 かなりの期待を抱きながら、IE7 から IE8 へと移行したはずなのですが 、チットも早くなっていないと感じ始め、FireFox をインストールしたのが、その始まりでした。慣れないブラウザで、使い勝手もよく分からない状況でしたが、速度に関しては IE8 と段違いであることが分かり、しばらくの間は 2つのブラウザを並行してい使うという状況が続きました。

IE FF

しかし、メインのブラウザを FireFox に切り替えるという決心がつかなかったのは、私にとって Favorites(BookMark)のカスタマイズが、どうしても必要だったからです。 ちゃんと Add-In を探せば、FireFoX にもあるのかもしれませんが、Favorites 内の小さなアイコンを好きなものにカスタマイズできる IE は、手放せないブラウザだったのです。

Agile_Cat の本業はコンサルティングであり、お客さんにとって有益な情報を探しだすために、一日の大半をブラウザを眺めて暮らすという生活をおくっています。ブラウザへの依存度はきわめて高く、気になる Web ページを Favorites に溜め込んでは、複数の情報の意味をつなぎ合わせていくという作業を繰り返していきます。 その際に重要なのは、サイドバー・ツリーの文字を読むというステップを飛ばして、目的のページを開くという流れです。その点で、FireFox では黄色いフォルダ・アイコンが並んでいるだけなので、メインのブラウザとしては使えません。

Chrome Chart

そんなこんなで、遅いながらも IE8 をメインで使い続けていたときに、気になる存在として浮かび上がってきたのが Google の Chrome Frame です。 最初は、Google のクライアント・テクノロジーというものが、なんとなくピンとこなくて躊躇していたのですが、いろいろなベンチマークを見るにつれて、だんだんと惹かれてきました。 そして、試しにサブ・ノートにインストールしてみたのですが、その速度には目を見張るものがありました。 Chrome Frame という名前のとおり、描画のためのフレーム・エンジンを差し替えるだけですから、IE8用にカスタマイズした Favorites  のアイコンもそのまま使えます。

セキュリティについては、いろいろと論争があり、その点が気になっていたのですが、速さの魅力にはかないません。 また、描画についても、オリジナルの IE8 と大きな相違点がないことから、メインで使っているデスクトップ・マシンにも、その直後から Chrome Frame を入れて使い始めることにまりました。 これまでのところ、約 5ヶ月が経過していますが、セキュリティで問題が起きたことはありません。 好みは人それぞれなので一概には言えませんが、私としてはお薦めできるセットかと思っています。

IE9 Chart

そして、IE9 が出てくるわけですが、IE8 + Chome Frame より良ければ、そちらへ移行するつもりです。 もちろん、そのときにはカスタマイズされた Favorites アイコンを引き連れてということになりますが、もし仮に、メインのブラウザを FireFox に移していたとすると、その大切な Favorites は、すでに消えて無くなっていたことでしょう。 以下は、Gartner の Ray Ozzie インタビューからの一説ですが、彼の発言にあるように、ブラウザの重要性は高まり続けると思います。

< Gartner の Ray Ozzie インタビューより >

私が話したいのは、3つのスクリーン・クラスである、電話/PC/TV のクラスです。 それらすべてがブラウザを持ちます。 それらすべてにおける、最大の共通項がブラウザです。 何人かの人々は、すくなくともブラウザは共通の分母であると言いますが、私としては、偉大な共通項として、もっと敬意を払いたいですね。 一般に、それらのスクリーンで消費されるエクスペリエンスと、ユーザーとしての私たちが望むことは、ブラウザを使う人々と接続し、また、私たちが必要とする情報を手に入れることで、実現されなければなりません。 そこで私たちが活用するものは、TV/PC/電話のエクスペリエンスといった、デバイスのクラスに適合するエクスペリエンスになります。

これまで、さまざまなアプリケーションを使い続け、また、その乗換も行ってきた Agile_Cat ですが、よくよく考えてみると、今回のブラウザの移行ほど、慎重に考えたことは無かったと思います。 それほどまでに、敬意を払うべきアプリケーションというか、その他とは比較にならない重要なエクスペリエンスを、ブラウザは持ち始めているのでしょう。インターネットとの接し方、そしてブラウザとの接し方は、人それぞれだと思いますので、どうぞ、目的にあった最適のブラウザを選んでください。

Next Page »

Theme: Rubric. Blog at WordPress.com.

Follow

Get every new post delivered to your Inbox.

Join 3,239 other followers