Agile Cat — in the cloud

August 15, 2009

これは AWS S3 用の S+S か?

Filed under: Amazon — Agile Cat @ 12:55 pm
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AWS Import/Export という新戦略!

今日、このポストを読んでくれた方、どうもスミマセン。ちゃんと読んでみると、これってストレージに入れた大量のデータを、いわゆる宅配便みたいな方式で受け渡すという、きわめて原始的なサービスなんですね。

S3 に限らずクラウドの難点はストレージの遅さなので、ネットワーク以上にボトルネックになっているのかという勝手な先入観で、間違ったことを書いてしまいました。 重ねてお詫びします。

それにしても、この AWS Import/Export って、私から見ると想定外の大逆転の発想だったわけですが、よくよく考えてみると、クラウドといってもマダマダのものであり、ネットワークが大幅に改善されないことには、大量データのハンドリングにおける実用性が得られないことがハッキリしたわけです。

それに対する Amazon の現実的なソリューションが Import/Export ということは、四方を海に囲まれた日本って、いったいどうなるんでしょうという心配が、さらに強いものになってしまいます。

AWS だけではなく、それなりの規模を持った、つまり経済性を持ったクラウドが、拠点となるデータセンターを日本に持たないことには、明るい将来が見えてきません。特に、日本における開発が具体化している Azure の場合は、その問題が大きなものとなっていきます。

これは、単にネットワーク・ボトルネックというだけではなく、法的なコンプライアンスの問題もあり、エンタープライズのクラウド化を目指す Azure にとっては、こちらの方が深刻だと思えます。 いずれにしても、日本にデータセンターが無いことには、話が始まりません。

訂正とお詫びが、別の話になってはいけませんが、そんなことを考えさせられる AWS Import/Export です。

 

ーーーーー 以下を訂正します -----

 

昨晩に Amazon からメールが届きました。どうやら、 AWS Import/Export という新しい形態のサービスが始まるらしく、そのベータの案内ということです。なにが新しいのかというと、Amazon が認証したユーザー所有のポータブル・ストレージを、AWS データセンターで預かり、ある種の専用キャッシュとして利用するという試みだという点です。

つまりユーザーは AWS データセンター内に自分専用のキャッシュ・ストレージを持ち、そのストレージと AWS Fabric が専用線でつながるという、運用形態が実現されるようです。

それで、何がうれしいのかというと、転送速度の向上と、トランザクション料金の低減が実現されるのだそうです。

 

Amazon

Dear Amazon S3 Customer,

Today we’re excited to announce unlimited access to the AWS Import/Export beta. Additionally, the beta now supports export from Amazon S3. AWS Import/Export accelerates moving large amounts of data into and out of AWS using portable storage devices for transport. AWS loads your data directly onto and off of storage devices using Amazon’s high-speed internal network and bypassing the Internet. With support for export from Amazon S3, you can now have your data quickly loaded from Amazon S3 onto a portable storage device and have it sent to you or your partners. For significant data sets, AWS Import/Export is often faster than Internet transfer and more cost effective than upgrading your connectivity.

You can use AWS Import/Export for:

Data Migration – If you have data you need to upload into the AWS cloud for the first time, AWS Import/Export is often much faster than transferring that data via the Internet.

Offsite Backup – Send full or incremental backups to Amazon S3 for reliable and redundant offsite storage.

Direct Data Interchange – If you regularly receive content on portable storage devices from your business associates, you can have them send it directly to AWS for import into your Amazon S3 buckets.

Disaster Recovery – In the event you need to quickly retrieve a large backup stored in Amazon S3, use AWS Import/Export to load the data to a portable storage device and deliver it to your site.

The AWS Import/Export Beta currently supports importing and exporting data into and out of Amazon S3 buckets in the US. EU support will be added in the coming months. For more information, please see the AWS Import/Export Detail Page.

We hope you find this new capability useful, and we look forward to your feedback.

Sincerely,

The AWS Import/Export Team

 

上記の AWS Import/Export ページにいくと、以下のような説明が並んでいます。

AWS Import Export 1 

この表を、どう読むかというと、、、

T1 の回線で 1TBのデータを転送するには82日かかります。そんなあなたが 100GB 以上のデータを転送するなら、AWS Import/Export を使ったほうがお得です。 同様に、T3 をお持ちなら、2TB 以上でお得になります

、、、ということのようです。

シミュレーション・ページもあって、、、

AWS Import Export 2

Import で 3GB のときには、従来と比べて半額程度になりますよ 、、、

AWS Import Export 3 

Export で 5TB の場合は、従来とあまりかわりませんなぁ

、、、、という感じで見積もりもしてくれます。

手順としては、Amazon S3 bucket や、AWS Access Key ID などを含んだマニフェスト・ファイルを Amazon に送ると、ユニークな ID が発行されるので、それをストレージ・デバイスに書き込んで、Amazon に郵送するのだそうです。

 

 

Windows 7 のアップデート

Filed under: SOHO with Cloud — Agile Cat @ 11:55 am
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デバイス・ドライバーって たいへんだなぁ

Windows Update を久々にのぞいてみました。一月ほど前に、3台のマシンを Windows 7 RC に入れ替え、それぞれが調子よく動いているのであまり気にかけずにいましたが、たまにはメンテしなくてはと思い立ってのことです。それぞれ、ドライバーなどを更新しましたので、その結果のレポートです。 それと、各国語対応の Language Pack がありましたので、とりあえず、① のマシンにだけ入れてみましたが、何が変わったのかはまだ分かりません。

① サブ機の Thinkpad T61


大まかなところで Outlook メインで動かしている、2GB を載せているマシンですが、IE8 で重めのページを開けるときのレスポンスが悪く、アップデートに期待していましたが変化なしでした。 もともと、7月の時点でも Lenovo のドライバーは充実していたので、その改良版ドライバーのアップデートという感じです。

win 7 update_1

② メインのデスクトップ Dell SC430 改

改造といっても、サーバー用に設計されたマザーボード の PCI Express x4 スロットに、x16 のグラフィック・ボードを突っ込んだだけのものです。 4GB を載せている(1GBは余計)マシンで、3台の中では最も調子よく動いています。 グラフィックとサウンドのデバイス・ドライバーが更新されていました。

win 7 update_2

③ 外出用の Lifebook P1610

経済的な理由で、1GB しか載せていないマシンですが、それなりに調子よく動いています。 唯一の問題は、指紋認証のドライバーが Vista 用では NG だったことで、以下の AuthenTech がアップデートされて良かったです。 しかし、インストールしてみると、まだ、上手く動かないという状況でした。ちゃんと調べれば動くのかも知れませんが、とりあえずは 残念! このところ、Nokia n810 が外出用の端末になってしまい、留守番役が多くなってしまったので、機嫌が悪いのでしょうかね?

win 7 update_3

それにしても、メジャーなものからマイナーなものまで、こうしてドライバーを提供/確認していくのって、たいへんな労力を要する作業ですね。 一企業が商品として売っていくためには欠かせないプロセスであり、そこに優秀なエンジニアも割り振らなくてはならないのでしょうが、それで Microsoft が疲れてしまわないかと、ちょっと心配になります。

August 11, 2009

Bing と Yahoo の関係

Filed under: Hadoop — Agile Cat @ 6:59 pm
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Bing と Yahoo は異音同義なのか?

結局のところ、Microsoft と Yahoo の提携って、いったい、どういうことだったのでしょうかね?

おそらく、合意のための分厚い文書が交換されたんでしょうが、ここでは 以下の 3つのポイントに絞って考えてみるというか、推理してみたいと思います。

① Microsoft と Yahoo は、協調して Bing を成長させる
→ つまり、Yahoo は自社の検索エンジンを捨てる

② これからの 10年間にわたって、Yahoo は Microsoft だけに技術を提供する
→ つまり、Bing は Yahoo のテクノロジーを必要とする

③ 一定の期間、利益の配分は Microsoft 12%、Yahoo 88% とする
→ つまり、Microsoft は Yahoo からテクノロジーを買う

そして、以下の二点が謎として残ります。

Yahoo が手にするキャッシュは、数百億ドル/年 とかという話もあるが、短期的な実利を Yahoo が得て、長期的な展望を Microsoft が得るのか?

Yahoo は資金を調達するために、自らのテクノロジーを捨て、将来を絶ってしまうのか?

ちょうど一年ほど前に、Microsoft は Powerset を買収しています。 そして、Powerset は、Hadoop に深くコミットしていたという現実があり、そのときに Microsoft は Hadoop テクノロジーを手にしているわけです。 もし、Bing が Hadoop ベースだという仮説が成り立てば、基本的に Yahoo と基盤を共有することになり、上記の ① は有っても無くても構わない、かたちだけの条件だったことになります。 そして、残された謎も氷解します。

ms_yahoo_bing_powerset_hadoop

その後の Microsoft からは、Poewerset と Hadoop に関するコメントは無く、ちょっとした消息が PORT 25 に掲載される程度でした。 Powerset のテクノロジーを用いて、つまり、Hadoop のテクノロジーを用いて Live Search にテコ入れしようとしても、それを明らかにしないというカルチャーの中で Bing は成長してきたと推測できます。

ここで Yahoo の視点で考えてみましょう。 つまり、Bing が Hadoop ベースなのか、それとも、まったく異なるテクノロジーを基盤としているのか、その辺りを Yahoo が、どう捉えていたかということです。 その点を、Yahoo が見誤ることはあり得ないと思います。 そして、Hadoop を支援し続けてきた Yahoo だからこそ、実質的に Hadoop をコミットしている Microsoft との合意書にサインしたのだと考えることができます。つまり、① の条件は、名前だけのことであり、また、Yahoo の計画に遠回りが生じないことなのだと推測できます。

もし、今回の提携のアウトプットが "Microsoft と Yahoo は協調して Hadoop にコントリビュートします” というメッセージであれば、その方が自然な展開だったでしょう。 Hadoop を基本テクノロジーとする Yahoo から、今後 10年間におよぶ技術供与を受けるということは、Hadoop から Microsoft が恩恵をこうむることに他ならないからです。 オープンソースを支援していても、いつも何かがギクシャクしている Microsoft ですが、もっとスマートに振舞えないものでしょうかと、ついつい思ってしまいます。

Windows Azure のコンセプトは、WSSRA(Windows Server System Reference Architecture)から継続して考えられてきた、エンタープライズを対象としたものです。このブログのタイトルにも用いているように、それは素晴らしいアーキテクチャだと思うのですが、たとえば Web 検索という相対的に新しいワークロードに向いたものではありません。 その意味で、Azure をコアとしたクラウド・プラットフォームに、Hadoop などのオープンソースを加えていく姿勢には拍手です。

それだけに、ここで更に一歩踏み込んで、Microsoft 自身がもっと素直に、オープンソース・コミュニティの一員であろうとするなら、同社のステータスも上がるのになぁというのが、今回の Yahoo との提携をみての率直な感想です。

以上、突っ込みどころ満載の仮説・推論ですが、今回の提携を踏まえて、Hadoop にまったく依存しない Bing という論陣をはるほうが、はるかに難しいように思えます。

August 8, 2009

Amazon WS vs. Google AE

Filed under: Amazon,Google — Agile Cat @ 6:08 pm
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20 対 1  の大差で Amazon がリード

IssS プロバイダーに関する新しい分析によると、Web ホスティングにおける Amazon Web Services と Google App Engine の比率は、20 対 1 という大差がついているようです。最近の1ヶ月間の伸び率は 9% で、年間の平均的な伸び率である 181% と、ほぼ一致しているらしいです。

この調査は、Quantcast のインデックスにおけるトップ 500,000 の Webサイトを対象として、InfiBase の Guy Rosen 氏が行ったもので、IaaS として利用されている Amazon EC2、GoGrid、Google App Engine、Joyent、Rackspace’s Slicehost について分析したとのことです。

Amazon EC2 : 1,550 sites
Rackspace Cloud Servers :1,373 sites
Joyent :205 sites
Google App Engine :78 sites
GoGrid :42 sites

・・・ という結果だったそうです。

詳しくは、以下をど~ぞ。

Amazon Outpaces Google In Part Of The Cloud
Posted by John Foley @ 12:34:PM | Aug, 3, 2009
http://www.informationweek.com/cloud-computing/blog/archives/2009/08/amazon_outpaces.html?catid=cloud-computing

 

Azure Datacenter を D&D する Microsoft ?

Filed under: Data Center Trends — Agile Cat @ 5:19 pm
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データセンターを Drag & Drop する時代になったという ・・・

アメリカにおける州税制が変わったらしく、北西部であるワシントン州、つまり Quincy に配置された Azure データセンターが、テキサス州の San Antonio に移動するようです。

Microsoft Migrates Azure, Citing Tax Laws
August 5th, 2009 : Rich Miller
http://www.datacenterknowledge.com/archives/2009/08/05/microsoft-migrates-azure-citing-tax-laws/

Quincy MS

もともとの税法はわかりませんが、新たなデータセンターを稼動する際には、7.9% という税率が発生するようで、11月の Azure サービスインまでに引越しが必要になったとのことです。

前職では Microsoft データセンターの総責任者を担っていた、Digital Realty Trust の Mike Manos によると、、、

The cloud must be mobile, and able to relocate if necessary.
And it can be, as Microsoft illustrated this week.

、、、だそうです。 また、これからは、ネズミとネコの追っかけっこが始まるとも言っています。

Microsoft’s Drag-And-Drop Windows Azure Cloud
Posted by John Foley @ 09:45:AM | Aug, 7, 2009
http://www.informationweek.com/cloud-computing/blog/archives/2009/08/microsofts_drag.html?catid=cloud-computing

それを評して Information Week では、データセンターはフォルダのようなものとなり、法律の変化に応じて、それを Drag & Drop する時代になったか。。。

この件は、Azure Blog でも取り上げられています。

Migrating from “USA – Northwest”
http://blogs.msdn.com/windowsazure/archive/2009/08/04/migrating-from-usa-northwest.aspx

Windows Azure offers users the option of choosing the geographic region in which their application runs.  During our current Community Technology Preview (CTP), the options available to users are “USA – Northwest,” “USA – Southwest,” and “USA – Anywhere.”  This list will grow as we expand into more geographies.

In the next few weeks, we’re going to disable the “USA – Northwest” option for new applications.  Existing applications will continue to run unaffected, and you’ll continue to be able to modify and update your existing applications.

肝いりではじめた Geo-Location も、 “USA – Northwest” を止めなければならないようで、水を差された感じですね。

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